美和環境コンサルタントのブログ

本ブログでは弊社が行っている調査や結果について公表していく予定です。アドバイスや調査の依頼などお待ちしております。お問い合わせは辻(tsuji@miwa-kankyo.co.jp)かコメント欄でお願いします。

2019年4月~5月の遡上調査結果

2019年4~5月の遡上調査結果をご報告します。 下表に2月下旬~5月までの推定遡上数(数値は暫定です)を示します。 本年度の調査はこれで終了の予定です。

2019年2月~3月の遡上調査結果

2019年は例年より2週間~1か月ほど早く調査を開始しました。 調査方法は例年通りで、主に大潮~中潮の期間、調査をしています。 以下に2月下旬~3月までの推定遡上数(数値は暫定)を示します。 かなり遡上数が少ない状況です。 我々の調査では秋~冬の気象…

ルアー釣り

REAYUというアユ釣り専用のルアーを用いてアユを釣ってみました。 仕掛け的には友釣りの友がルアーになったような感じです。 私はコロガシは少し経験していますが、友釣りは3年前に数回、数時間程、挑戦しただけで殆ど未経験です。 REAYUというルアーがとっ…

錦川の様子

錦川の河川内の様子を定点水中カメラで撮影した映像をYoutubeにアップしました。 サイズは小さいですが、かなりのアユが映っています。 よろしければご笑覧ください。 以下のリンクから飛べます。 錦川の様子 - 美和環境コンサルタント株式会社

2017年度4回目の遡上調査結果(最終)

2017年度4回目の遡上調査が終了しましたので、今までの調査をまとめた結果について報告いたします。 門前川:約49万尾 今津川:約101万尾 合計約150万尾という推定結果になりました。 先日、錦川河川内の様子を観察いたしましたが、かなりの高密度でアユが生…

2017年度3回目の遡上調査結果

2017年度3回目の遡上調査が終了しましたので報告いたします。 門前川:約1万尾 今津川:約10万尾 という推定結果になりました。 門前の方は下流側への遡上前の集積もほとんど見られなくなり、次回(本年度ラスト)の調査でも遡上は見込めないかもしれません…

2017年度1回目および2回目の遡上調査結果

第1回目および第2回目の遡上調査が終了しましたので結果をお知らせ致します。 第1回目 牛野谷堰…27万尾 八幡堰……42万尾 第2回目 牛野谷堰…20万尾 八幡堰……46万尾 合計約135万尾のアユが錦川を遡上したと推定されました。 現在、3回目の調査を実施しています…

2017年第1回目の遡上調査結果(途中経過)

お世話になります。 今年も4月上旬からアユの遡上調査を開始いたしました。 今年は例年以上の遡上があり、カウントに時間が掛かかってしまったためブログでの報告が遅くなってしまいました。 例年通り大潮~中潮に7日間、調査を行い、5日間分のカウントが…

2016年第5回目(最終)の遡上調査結果

アユのカウントが終了しましたので、第5回目の遡上調査結果を報告いたします。 前回同様、水路ではたまりがみられなかったので調査をせず、牛野谷堰本魚道と八幡堰魚道をビデオで撮影、牛野谷堰補助魚道を目視で確認しました。 ・八幡堰魚道と牛野谷堰本魚道…

クロダイの遡上

4月27日の遡上調査のビデオにクロダイが遡上してくる様子が映っていましたので、報告いたします。 平成28年4月27日 今津川 クロダイ 1:25あたりに6頭ほど遡上し、その後少し時間を空けてもう1頭遡上してきます。 捕食の様子は映っていませんが、遡上するアユ…

2016年第3回、第4回目の遡上数調査結果

アユのカウントが終了しましたので、第3回目と第4回目の遡上調査結果を報告いたします。 前回同様、水路ではたまりがみられなかったので調査をせず、牛野谷堰本魚道と八幡堰魚道をビデオで撮影、牛野谷堰補助魚道を目視で確認しました。 ・八幡堰魚道と牛野…

2016年第2回目の遡上数調査結果

4月10日~13日に行った2016年第2回目の遡上調査のカウントを終えましたので、結果を報告いたします。グラフの内容などが第1回目と異なってますのでご注意ください。 (予定では、4月7日~9日も行う予定でしたが、7日~8日は大雨による増水で設置できず、9日…

八幡堰魚道のカワウ

今年度も八幡堰魚道に仕掛けたビデオにカワウが映っておりましたので、紹介させて頂きます。 youtu.be カワウが現れると遡上したアユが猛スピードで下流に引き返し、しばらくは遡上がピタッと止みますが、数分後にはまたドンドン遡上を再開します。 同じアユ…

2016年第1回目の遡上数調査結果

第1回目の遡上調査のカウントが終わりましたので、推定遡上数を報告いたします。 図.遡上数の累計 3月24日と27日で多かったのは牛野谷・八幡の両魚道で共通しており、遡上のパターンは似ているような気がします。 例年同様、大潮の後半2日とその後の中潮前…

水路での遡上の様子

今年から遡上調査地点に追加した水路で活発な遡上が確認されましたので、報告いたします。 下記の動画は3月24日の満潮時間前の水路での様子です。 youtu.b 多くのアユが勢いよく遡上しており、飛び跳ね行動もよく確認できました。 まだ遡上数のカウントは…

2016年のアユ遡上調査を開始しました

3月22日から2016年のアユ遡上調査を開始しました。 調査方法は昨年度までと同じです。ビデオカメラを魚道上部に設置して、カメラの前を通過する遡上アユを動画再生ソフトで再生しながらカウントを行います。 調査は大潮~中潮の期間のみ行い、原則として、撮…

2015年5月後半 遡上調査結果(最終)

本年度の遡上調査を5月23日で終えました。 5月後半の遡上調査結果を含む、本年度の推定遡上数を以下に示します。 本年度の推定遡上数は約9万尾となりました。 例年、八幡堰よりも牛野谷堰での遡上数が多いのですが、本年度は八幡堰での遡上が多かったで…

2015年5月6日 クロダイの群れの遡上。

5月6日の遡上調査中にクロダイの群れが確認されました。 普段は数尾ほどしか見れないんのですが、10尾以上が一気に遡上してきたのははじめて観察できました。 youtu.be アユを捕食するシーンはみれなかったのですが、クロダイの群れが遡上する前にアユの群れ…

2015年5月前半 遡上調査結果

5月前半の遡上調査(5月2日~9日)を終えましたので、弊社が推定した遡上数をお知らせいたします。弊社ホームページの遡上調査のページに載せているものと同様です。 5月9日までで75,205尾が遡上したと推定されました。 今年の遡上調査は5月までで終える予定で…

2015年4月後半5月前半 遡上調査結果

4月後半と5月前半の遡上数を、弊社ホームページ上でも公表していますが、本ブログでもお知らせいたします。 4月の後半は魚道への塩害板設置や大きな出水があったため、22日と23日の2日間のみの設置となりました。 5月前半では両魚道ともに、3日に調査期間中…

2015年4月後半の遡上の様子(4月22日門前川)

4月後半の門前川での遡上の様子をYoutubeにアップ致しました。 下記からご覧ください。 youtu.be 5月上旬の遡上調査は3日~9日までとなっております。 現在6日まで終了しており、遡上数はカウント中です。 カウントが終わり次第、随時ホームページの方…

2015年4月前半 遡上調査結果

4月前半の遡上調査(4月2日~9日)を終えましたので、弊社が推定した遡上数をお知らせいたします。弊社ホームページの遡上調査のページに載せているものと同様です。 遡上数は合計17,409尾と推定されました。 昨年度の4月前半まで(4月14日迄)の推定遡上数は合…

遡上の様子(2015.4.6)

現在までの遡上調査中でもっとも遡上が多かった平成27年度4月6日の今津川の遡上の様子です。 youtu.be 増水の影響で、濁って透明度が低くなっている為、少し見にくくなっていますがご容赦下さい。 4月2日~4月9日の遡上数は現在カウントを進めております。 …

2015年3月 遡上調査結果

門前川の牛野谷堰魚道と、今津川の八幡堰魚道では、大潮~中潮に掛けての日中の満潮時前後にアユが魚道を遡上することが判明したため(平成26年度 錦川アユ調査報告書(2014)に記載しています。ご入り用の方はアユ調査担当(tsuji@miwakankyo.co.jp)まで。)、本…

平成26年度 錦川の水温と雨量

平成26年度の水温および水位と雨量を下記に示しました。 水温と水位は天尾地区にデータロガーを設置して観測しました。 降雨量は国土交通省「川の防災」広瀬地区のデータを使用しました。 平成26年度の天尾地点における水温と水位の経時変化(平成26年3月19…

ふるさとの川セミナーに参加させて頂きました。(2015.2.12)

光市市民ホールで行われた、「平成26年度ふるさとの川セミナー」に参加させて頂きました。まずは、錦川と島田川に生息する微小生物という題で講演が行われ、錦川流域では河川内にはアユが生息するのに十分な量の付着藻類が生息しているそうで、河口域でもア…

平成27年度の遡上調査を開始しました(2015.3.4)

錦川は錦帯橋の下流で今津川と門前川に分流して瀬戸内海へと流入します。今津川と門前川には堰が設置されており、今津川(八幡堰)では右岸側に、門前川(牛野谷堰)では中央に設けられた魚道をアユは遡上しています。その魚道にビデオカメラを設置して遡上する…

アユの集魚灯調査(2014.11~2015.1)

河川下流部の産卵場で孵化したアユ仔魚は川の流れに沿って海に下ったあと、砂浜海岸などの砕波帯の浅海域で一定期間生育することが知られています。 そこで、翌年の遡上量を予測する資料として、水中集魚灯を用いたアユ仔稚魚の生息状況調査を行いました。 …