読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

美和環境コンサルタントのブログ

本ブログでは弊社が行っている調査や結果について公表していく予定です。アドバイスや調査の依頼などお待ちしております。お問い合わせは辻(tsuji@miwa-kankyo.co.jp)かコメント欄でお願いします。

2016年第2回目の遡上数調査結果

4月10日~13日に行った2016年第2回目の遡上調査のカウントを終えましたので、結果を報告いたします。グラフの内容などが第1回目と異なってますのでご注意ください。

(予定では、4月7日~9日も行う予定でしたが、7日~8日は大雨による増水で設置できず、9日は、魚道に流木などが詰まっていたため調査が出来ませんでした。

また、9日は、予想以上に流木が魚道に詰まっており、1人だと1日じゃ終わらないなと思っていましたが、通りすがりの一般の方が手伝って下さり、なんとか昼までに終わらせることが出来ました。この場を借りて、ご協力下さった一般の方々に、厚くお礼申しあげます。)

 

今回は、牛野谷堰と八幡堰の両魚道と、水路、牛野谷堰補助魚道の4か所で調査を実施しました。

牛野谷と八幡背堰の魚道へのビデオの設置は10日~13日に、水路の撮影は10日と11日に、牛野谷堰補助魚道での目視観察は12日~15日に行いました。

水路では10日と11日で1尾も遡上が確認されず、また、私が確認した限りでは、ゲート下流でアユのたまりが見られなかったため(オイカワやウグイはいました。)水路での調査は終了としました。12日以降は、牛野谷堰補助魚道で目視による遡上調査を行いました。

 

まず、牛野谷堰と八幡堰の魚道の遡上数の結果を表1に示します。

  表1.牛野谷堰魚道と八幡堰魚道の遡上数

f:id:miwakankyo:20160419132442p:plain

両魚道の累計遡上数は約7万尾となりました。2回目も1回目の調査と同じく、牛野谷堰よりも八幡堰の魚道で遡上が多かったです。

 

続いて水路での結果を表2に示します。

   表2. 水路の遡上数

f:id:miwakankyo:20160419132507p:plain

水路での遡上数は10日と11日で0だったので、第1回目と変わらず累計は約1万7千尾です。また、前述の通り、遡上もたまりもみられなっかたので2016年度の水路での調査は終了としました。ですが、その後も目視による確認は継続するので、たまりがあれば調査を再開します。

 

次に、12日~15日に行った補助魚道での遡上数を表3にしめします。

   表3.補助魚道の遡上数

f:id:miwakankyo:20160419132536p:plain

累計で約2万尾となりましたが、調査が出来ていない4月9日~11日の間もかなりの遡上があったことがわかっております。現段階ではこの調査が出来ていない期間をどうするかは決めかねていますが、仮に12日と同じ位遡上したとすると、3日間で約5万尾と推定されます。これも含めると、補助魚道からは約7万尾の遡上があったかもしれません。

 

最後に、4地点の合計以下の図に示します。

f:id:miwakankyo:20160419130402p:plain

        図.全調査地点の累積遡上数の累積

      点線部は調査をしていない日を示しています。

15日までの総遡上数は約10万尾となりました(補助魚道でにおける9日~11日の推定遡上数の5万尾を加えると15万尾になります。)。現在までで、昨年度の推定合計遡上数よりも多いですが、ピークは3回目か4回目の調査の時にくると思われるので、さらに多くの遡上があると思われます。

 

最後に、4月12日に補助魚道で目視調査を行った際に撮影したビデオをいくつか紹介いたします。 

補助魚道の下部にある、堰下から上ってくるアユがたまるところをプールと呼んでおります。そこにたまっている遡上途中のアユ稚魚の群れを撮影しました。

youtu.be

 

補助魚道の水位がかなり浅く、遡上するアユの休憩場所が少ないので、錦川漁協の組合員さんのアイデアで竹を横方向におくと、その上にアユがたまり遡上の効率が上がりました。下の動画はアユがそこにたまっている時の映像です。

youtu.be

 

 補助魚道上部にカメラを置き、遡上する様子を撮影しました。素早く通過する個体が多いので見難いかもしれません。

youtu.be

 

 アユではないですが、補助魚道上部の湛水部に、オイカワ稚魚の大きな群れがずっといるので、ついでに撮影してみました。

youtu.be

 

 

次回の遡上数調査は20日~27日に行いますので、よろしくお願い致します。