2019年4月~5月の遡上調査結果
2019年4~5月の遡上調査結果をご報告します。
下表に2月下旬~5月までの推定遡上数(数値は暫定です)を示します。
本年度の調査はこれで終了の予定です。
2019年2月~3月の遡上調査結果
2019年は例年より2週間~1か月ほど早く調査を開始しました。
調査方法は例年通りで、主に大潮~中潮の期間、調査をしています。
以下に2月下旬~3月までの推定遡上数(数値は暫定)を示します。
かなり遡上数が少ない状況です。
我々の調査では秋~冬の気象条件が影響しているのではないかと予測しております。
まだアユの遡上は始まったばかりですので、ピークのくる4月~5月に多くのアユが遡上することを期待します。
ルアー釣り
REAYUというアユ釣り専用のルアーを用いてアユを釣ってみました。
仕掛け的には友釣りの友がルアーになったような感じです。
私はコロガシは少し経験していますが、友釣りは3年前に数回、数時間程、挑戦しただけで殆ど未経験です。
REAYUというルアーがとっつき易くて良いという情報を教えて頂き、手先が器用でない私でもできそうだということで今回ルアーを使ってみました。
初心者のためルアーを観察しながらできる浅めで緩い地点を選定しました。
昼過ぎからはじめました。
川に沈めた瞬間にアタックされ、ものの数秒で1尾めが掛かりました。大きめのアユで20数㎝はありましたが、引き上げるときに取り込みに失敗し、落としてしまいました…。
その後もアユがよく掛かりますが、針から外れます。これは経験を積めば改善できそうです。
結局、2時間で釣れたのは数尾でした。針に掛かって暴れて外れたというのはその5倍以上はありましたので、アタックは頻繁にされるようです。
ルアーにより数は少ないですが初心者でも容易に釣ることができました。
アユ釣りを初めてされる方は、まずルアーで練習してみるといのが良いのではと感じました。
ハマれば実際の生きた友を使った友釣りに挑戦してみるといいのでは無いでしょうか。
2017年度4回目の遡上調査結果(最終)
2017年度4回目の遡上調査が終了しましたので、今までの調査をまとめた結果について報告いたします。
門前川:約49万尾
今津川:約101万尾
合計約150万尾という推定結果になりました。
先日、錦川河川内の様子を観察いたしましたが、かなりの高密度でアユが生息しています。
餌料環境にもよりますが、今年は豊漁が期待できるかもしれません。
(なお、遡上数は速報値です。後日、大幅に修正を行いますことをご了承ください。)
2017年度1回目および2回目の遡上調査結果
第1回目および第2回目の遡上調査が終了しましたので結果をお知らせ致します。
第1回目
牛野谷堰…27万尾
八幡堰……42万尾
第2回目
牛野谷堰…20万尾
八幡堰……46万尾
合計約135万尾のアユが錦川を遡上したと推定されました。
現在、3回目の調査を実施していますが、八幡堰ではまだ多くのアユが見られました。
5月にも2回、遡上調査を実施する予定ですので、終了しましたら、ご報告を致します。
(なお、遡上数は速報値です。後日、大幅に修正を行います事をご了承ください。)